インドのコンサルティング会社レッドシーアはこのほど、インドネシアのインシュアテック(ITを活用した保険サービス)部門は年間32%のぺースで成長するとの見通しを示した。このペースで成長することで、同部門の総収入保険料(GWP)は2026年までに現在の3倍になるとみられるという。
レッドシーアの東南アジア部門のパートナー、ロシャン・ラージ氏は「インドネシアのインシュアテック部門の成長は同国の保険産業に成長余地があるとともに、多額の資金が地場や東南アジア地域の保険会社に投入されたことを受けたものだ」と成長する。
インドネシアのデジタル保険普及率は2021年時点で1%にとどまり、インドの2%、中国の6%、米国の14%を下回っている。