シャープ株式会社は4月12日、インドネシアの生産販売会シャープ・エレクトロニクス・インドネシアが拠点を構えるカラワン県カラワン工業団地に建設していたエアコン新工場の完成に伴い、4月初旬より生産を開始し、同日より出荷を開始したと発表した。
新工場はインドネシア国内およびASEAN諸国の旺盛な需要に対応する生産・輸出拠点として、ノーマルタイプエアコンや省エネ性能が高いインバーターエアコン、プラズマクラスター搭載エアコンなどを生産する。投資金額は約40億円で、生産能力は年90万台だ。
また、工場の屋根には自然光採光や熱を逃がす構造を採用した。今後は、太陽光発電システムを設置し、発電した電力を照明・ラインなどの各種設備に使用することで、環境負荷低減に取り組む予定だ。