現在、インドネシアでは異常気象によって高温になる日が続いている地域がある。インドネシア小児科医会(IDAI)は4月27日、乾季に入り猛暑が続いている地域では、子どもへの悪影響を予防するため直射日光を避けるなどの注意が必要と呼び掛けた。
紫外線による皮膚への悪影響のほか、暑い屋外で過ごすことで脱水症や熱中症を引き起こす可能性がある。特に体温調節機能が十分に発達していない乳幼児は大人よりも熱中症にかかりやすいとされているため、屋外で長時間過ごす場合は水分補給に気を付け、排尿頻度が少なくなっていないか、尿の色が濃くなっていないかを確認する必要がある。発熱や意識障害があるときは直ちに病院に連れて行かなければならない。また、鼻の血管が細い子どもは長時間外で遊んだ後に鼻血が出ることもある。