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爆竹の音で生後38日の乳児死亡?警察沙汰に 

(c) Kompas

東ジャワ州グレシックで、生後38日の赤ちゃんが爆竹の音に驚いて死亡したとみられる事件が発生した。家族は警察に通報する意向である。

家族によると、4月22日のレバラン(イドゥル・フィトリ、断食明け大祭)の夜、自宅で赤ちゃんが寝ているときに隣人のひとりが爆竹を鳴らした。赤ちゃんは爆発音を聞いて驚き、直後に発作を起こしたという。右目が開かなくなり、舌を上げていたため飲み物を飲ませることもできない状態だった。その後、病院で医師による懸命な治療が続けられたものの、赤ちゃんは4月27日に死亡した。医師によると、CTスキャンにより脳内の血管が破裂し、血栓ができていたという。

ある小児専門医は、爆竹や爆発の音は大きく、限界を超えると臓器を破損する可能性があると説明している。ただし、爆竹の音が死亡の原因ではなく、もともと先天性疾患があり大きな音により早期に引き起こされた可能性もあると述べている。