軍と準軍事組織の間で激しい戦闘が勃発した北アフリカのスーダンから、5月1日時点で949人のインドネシア人が退避した。
レトノ・マルスディ外相は1日に記者会見で、930人のインドネシア人がサウジアラビアのジェッダ経由で避難し、13人がエジプト経由で、6人がアラブ首長国連邦経由で避難したと述べ、そのうち823人が数日に分けてチャーター便3機で帰国し、6人が自分で帰国の手配をし、残りの約100人が2日にガルーダ・インドネシア航空のチャーター機でジャカルタに到着予定であると述べた。レトノ外相は「エジプトとアラブ首長国連邦の政府によるインドネシア人退避に対する協力に感謝の意を表する」とも述べた。
スーダンに滞在するインドネシア人の多くはイスラム教を学ぶ学生で、エジプトとサウジアラビアを除くとスーダンはイスラム教を学ぶのに最も学生に人気のある場所の一つとなっている。