ミャンマーに滞在中のインドネシアとシンガポールの外交官を乗せた車列が、5月7日に同国東部シャン州のHsi Hseng郡で、謎の武装集団から攻撃を受けたことが明らかになった。
インドネシア外務省のテウク報道官によると、車列には外交官のほか、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域圏からの人道支援を調整する職員が乗っていたという。武装集団や、それらの背後にいる人物の正体は不明である。
ジョコ・ウィドド大統領は、外交官とASEAN人道支援センターの職員は人道支援物資を渡す目的で移動していたと明らかにした。さらに「遺憾ながら、その移動中に銃撃戦があった」と述べ、銃撃戦に関するそれ以上の詳細は明らかにしなかった。
シンガポール外務省はまた、攻撃を受けた車列に加わっていたヤンゴンのシンガポール大使館の職員2人は無事で、ヤンゴンに戻ってきたと発表した。