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インドネシア人20人をミャンマーへ人身売買 2人を逮捕

(c) TheJakartaPost

国家警察の犯罪捜査局は、少なくともインドネシア人20人をミャンマーに人身売買したとして男女2人を逮捕したと発表した。

5月9日に西ジャワ州ブカシのアパートで逮捕された容疑者2人は、2015年頃からジャカルタ首都圏で活動する国際人身売買組織の一員である。被害者らは求職者で、オンラインによる就職詐欺に遭い、人身売買されたとみられる。

被害者の家族のひとりとインドネシア移民労働組合が、前の週に今回逮捕された2人を捜査当局へ通報していた。当局はさらに20人近い被害者たちから情報を集めており、さらに容疑者がいないか捜査を続けている。

外務省のデータによると、昨年だけでも1185人のインドネシア人が近隣諸国におけるオンラインの就職詐欺の被害に遭い、そのうち864人が人身売買の被害に遭っている。