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航空旅客数、コロナ前の8割に回復=INACA

(c) TheJakartaPost

インドネシア航空会社協会(INACA)はこのほど、航空旅客数が新型コロナ流行前の80%の水準に達するなど、国内の航空産業が回復基調にあると説明した。

INACAのデノン会長は「航空各社はそれぞれの運航能力と事業回復状況に基づき輸送能力の回復を図っている」と説明した。旅客数が伸び航空旅行が急速に回復する中、航空各社は機材の拡充や新路線の開設を行っている。ただし、デノン会長は、航空業界はほかの産業部門に比べてコロナの影響を大きく受けたと指摘した。

中央統計局(BPS)によると、国内線の取り扱い旅客数は2022年通年で5256万人となり、2019年(7668万人)の68.5%にまで回復した。とくに国内の主要5空港の旅客数の回復が早い。INACAは国内の航空業界の完全回復は2024年第3四半期(7~9月)になると予想する。国際航空市場の完全回復は2026年になるとみられており、インドネシアの回復はそれに先じるとの見方だ。