警察官のヨシュア2等巡査を計画的に殺害したとして有罪判決を受けた警察関係者5人のうち、国家警察元内務長官フェルディ・サンボ被告を含む3人が、南ジャカルタ地裁の判決を不服として、各代理人を通して最高裁判所へ上告していたことが明らかとなった。
今回上告したのは、死刑判決(求刑無期懲役)を受けたフェルディ・サンボ被告、その妻で懲役20年(同8年)のチャンドラ・ワティ被告、懲役15年(同8年)の運転手クアット・マルフ被告で、いずれも求刑よりも重い判決が下されていた。
同様に懲役13年(同8年)と判決を受けた元警察准尉リッキー・リザル被告は、すでに上告している。一方で、捜査に協力したとして懲役1年6ヵ月(求刑12年)と求刑より軽い判決を受けた元2等巡査のリチャード・エリエザー被告は控訴していない。