地場大手書店チェーン「グヌン・アグン」を展開するGAティガ・ベラスはこのほど、2023年中に5店舗を閉鎖する計画だと明らかにした。同社は2020年以降、店舗の閉鎖を進めており、その一環である。
GAティガ・ベラスは2013年以降、営業損失を計上している上、新型コロナウイルスの流行以来、経営状況はさらに悪化した。事業コストの削減に取り組んできたが、成果は十分出ていない。こうした中、店舗網の縮小に乗り出しており、2020年にはスラバヤ、スマラン、グレシク、メガラン、ボゴール、ブカシ、ジャカルタの複数の店舗が閉鎖対象となった。
グヌン・アグンは1953年、中国生まれの実業家Tjio Wie Tay氏により設立された、インドネシアでも最も古い書店だ。