ジョコ・ウィドド大統領は5月15日、現在10年おきに行われている農林業センサス(農林業経営体調査)を、5年おきに変更するべきだと主張した。
その理由として、農業のトレンドは毎年変化しており、10年おきの調査では現状とは異なる古いデータをもとに判断することになるため適切な政策を策定できないとの考えを示した。例として、農家に支給する肥料用補助金の概算見積が900万トンだとしても、古いデータを参考に算出しているので実際には400万トン不足していたというケースを挙げた。
農林業センサス実施にかかる費用は3兆ルピアであるが、5年おきの実施でも予算は問題ないと付け加えた。
最新の調査は今年6月1日から7月30日にかけて実施される予定。前回は2013年に行われた。