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鶏卵の価格が高騰

(c)berita satu

鶏卵の価格上昇が続いている。5月24日時点の価格は、1キロあたり3万3000ルピアとなった。

西ジャワ州ブカシ市にある市場「パサール・バル・ブカシ」では、鶏卵の販売店がひび割れた卵を1キロあたり1万ルピアから1万6000ルピアで販売したところ、買い物客で賑う様子がみられた。食堂を営む男性客は「先週は、1キロ当たり2万8000ルピアで購入できた。通常は5キロ仕入れるが、価格高騰で3キロしか買えない」と嘆いた。

価格高騰の理由について、ズルキフリ・ハサン商業相は、レバラン(断食明け大祭)期間中に鶏卵の低価格化により多くの鶏卵業者が倒産したことや、飼料のとうもろこしの価格高騰が引き金となっていると述べた。今後は政府が介入し、国内のとうもろこし生産者へ補助金を支給するなど至急に対策を講じる見通しを示した。