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ChatGPTの浸透で存在感を増すAI 3人の専門家がその危険性を警告

(c) cnnindonesia.com

生成AI「ChatGPT」のブーム以降、人工知能(AI)の開発競争も急速に激化。一方で多くの専門家がその潜在的な危険性について警告を発している。

ChatGPTの開発企業OpenAIの創設メンバーでもあるイーロン・マスク氏は、何年も前からAI開発競争に関わってきた傍ら、AIは文明破壊につながりかねないと警鐘を鳴らしてきた。同氏は「AIが制御されているかもしれない状態になったところで規制をかけたのでは手遅れになりかねない」と述べ、政府のAI規制を支持する意向を表明している。

AI研究の第一人者ジェフリー・ヒントン氏も「AIの急激な進歩は、私たちが完全には理解できない形で社会を変革させるだろう。その影響は良いことばかりではない」と発言。予想をはるかに超えた進化のペースにも言及し「AIが制御不能に陥るのをどのように阻止するか、十分な検討を加えながら開発されるよう、政府が果たすべき重要な役割がある」と警告している。

一貫してAIの開発・活用に積極的な姿勢を見せてきたビル・ゲイツ氏も「AIで武装した人間がもたらす脅威も存在する。多くの発明と同様に、人工知能は良い目的にも悪い目的にも使うことができる。政府は民間部門と協力し、そのリスクを抑えるための方法を考える必要がある」と語っている。