インドネシア政府は5月11日、電気自動車(EV)の自動車税(PKB)と自動車名義変更税(BBNKB)に関し、従来の10%から0%に変更することを決定した。
バッテリーを搭載した電気自動車を対象とし、ガソリンから電気へ変換するハイブリッド車は適用されない。自動車税および自動車名義変更税、重機税の適用原則に関する内務相令2023年第6条で規定した。なお、化石燃料車は、免除の対象外とした。
インドネシアの自動車税は通常、自動車を購入した年に1回、その後は5年に1回、所有者が支払う義務がある。また自動車名義変更税は、売買や遺産相続などで所有者が変更する場合に納税しなければならない。