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オールディーズ好きの天国!ブロックMの「ミュージックマーケット」

(c) kompas.com

ブロックMスクエアの地下フロアに、CD、カセットテープ、レコードを販売する小売店が20軒以上並ぶ「ミュージックマーケット」と呼ばれるエリアがある。

1950年代〜1960年代の音楽ファンにとって、ここはまさにパラダイス。店内にいた18歳のナヤさんは「上の階ではなく地下にひっそりとあって『知る人ぞ知る場所』という感じなのが好きです」と話す。父親がミュージシャンで、小さい頃から音楽に囲まれて育ったという彼女。2000年代生まれだが昔の音楽が好きで、80年代の歌手のテープに常に目を光らせているそうだ。彼女はこの日80年代にヒットした英国のバンド、シャーデーと、インドネシアのジャズコンピレーションのテープなどを買った。

カセットテープ店の店員は、「古い音楽はシニア層だけでなく、若者にもかなり人気があり、制服を着た中学生も買いに来ます。小学生が(インドネシアのポピュラー音楽の祖)クリシェ(Chrisye)の曲を探しに来た時は少し驚きましたけどね」と語る。オンラインで音楽を楽しむことが容易になっても、昔ながらの方法で音楽を楽しむ人の数は減っていないと彼は言う。同フロアには昔懐かしいカセットテープやCDだけでなく、ターンテーブル、ハンディカム、ラジオ、ディスクプレーヤーなどを販売する店もある。