ガルーダ・インドネシア航空はこのほど、シンガポール航空と国内3拠点(ジャカルタ、バリ州デンパサール、東ジャワ州スラバヤ)とシンガポールを結ぶ航空便の運航を手掛ける合弁会社の設置を検討していると明らかにした。
同社は声明で、両社がシンガポールとインドネシア間の航空ネットワークの拡充で連携することで合意したと説明した。これにより、航空ネットワークを広げるとともに、競争力のある価格でフライトを提供することを目指す。
シティリンクを含むガルーダ・グループは、インドネシアの航空市場で3分の1近くのシェアを持っている。しかし、ガルーダの経営には課題があり、これまでに債務履行の一部が延期されたほか、債権者が事業再編計画を承認したことを受け、同社は現在、事業計画の見直しを行っている。