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米大使館前の歩道 21年ぶりに開放

(c) DetikNews

ジャカルタ特別州政府は6月9日、中央ジャカルタの南ムルデカ通りにあるアメリカ大使館前の歩道を21年ぶりに開放した。

作業は同日午後10時頃から1時間ほどかけて行われ、アメリカ外務省と同大使館が安全上の理由により設置していたコンクリート製の移動式バリケードや有刺鉄線が撤去された。撤去作業の様子をインドネシア外務省職員とアメリカ大使館職員が見守った。同歩道についてヘル・ブディ・ハルトノ知事代行は、視覚障がい者用の点状ブロックがなく、周辺の歩道と段差があるため、各関係者に対し整備の指示を出したことを明らかにした。今後は、公共スペースとしての機能回復が期待される。

同歩道の封鎖をめぐって、歩行連合会(KOPEKA)は「歩行者が公共の空間を利用できず、権利を奪われている」として、長年にわたり開放を求めていた。