情報・通信省のマフットMD臨時大臣は、6月19日にインドネシア初の衛星「サトリア1」を打ち上げる計画であると発表した。アメリカのフロリダ州ケープカナベラルからスペースX社のファルコン9ロケットで打ち上げられる予定。
政府は衛星の運用により、国内の全ての地域にインターネットアクセスを提供し、開発の均一化とデジタル経済への国民の参画を図る。
衛星サービスプロバイダーのサテリト・ヌサンタラ・ティガ(SNT)は、「衛星が軌道に乗るまで、打ち上げから145日かかる。このため、2024年初めには衛星サービスが開始できるだろう」と見込んでいる。
同社によると、衛星打ち上げプロジェクトの総費用は、当初見積もりより9000万米ドル増え5億4000万米ドルに達した。資金は官民連携で調達し、情報・通信省の電気通信・情報アクセシビリティ庁(BAKTI)が管理している。