中国系動画投稿アプリの「TikTok(ティックトック)」は、インドネシアを含む東南アジア諸国に今後数年で数十億米ドルの投資を行う予定だと明らかにした。同社の周受資(ショウ・ジ・チュウ)最高経営責任者(CEO)がジャカルタで開催された会合の場で明らかにした。
人口6億3000万人を抱える東南アジアは、ティックトックにとって最大規模の市場だ。ティックトックの利用者は毎月3億2500万人に上る。
同社は投資計画の詳細は明かしていないが、人材育成や広告活動に加え、ティックトック傘下の電子商取引(Eコマース)プラットフォーム「ティックトック・ショップ」への参加を見込む小規模事業者の支援に資金を投じる見込みだ。
ティックトックは東南アジア全体で8000人の従業員を抱える。