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ボロブドゥール、間もなく国営企業の管理下に

(c) TheJakartaPost

中部ジャワ州マゲランにあるボロブドゥール寺院の管理について、近くジョコ・ウィドド大統領は国営観光会社のインジャーニーに管理権限を付与する見通しである。サンディアガ観光・創造経済相が明らかにした。これにより管理の合理化を図る狙いがある。

政府は世界最大かつ最古の仏教寺院であるボロブドゥール遺跡を「超優先観光地」に指定し、現在進行中の施設整備を加速しようとしている。政府は2024年9月までに整備を完了させ、地域の観光産業の回復を図りたい考え。今年は850万人、来年は1400万人の外国人観光客を呼び込むという大きな目標を掲げている。

具体的には、ボロブドゥール遺跡への交通手段を改善する計画で、約60キロ離れたジョグジャカルタ国際空港と遺跡を結ぶ有料道路や列車などの交通網の整備に力を入れる。
インジャーニーのドニー社長は、単独経営権を与えられればボロブドゥールの経営改善と海外でのマーケティングを強化できるとコメントした。