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インドと米1万トン輸入で合意 猛暑を懸念

(c) TheJakaratPost

ズルキフリ・ハサン商業相は、主食である米の十分な供給量を確保するため、インドから100万トンの米を輸入すると発表した。インド政府とはすでに合意しており、インドネシアの米の備蓄が不足した時点で輸入を行う計画である。

米の輸入は国内の米農家から反対を受けることが多い。しかし、ズルキフリ商業相は「今年はエルニーニョ現象により米の収穫が不安定になる可能性が高く、米の価格を安定させるために輸入する必要がある。いつでも調達できるようにインドと覚書を交わした」と述べ、政府が輸入を主導していくことを強調した。

同相は5月下旬にニンニクの在庫が不足し価格が高騰した際は、国内の生産者を優先するために輸入措置に反対していた。

国家食糧庁によると、インドネシアは今年、約200万トンの米の輸入を見込んでいる。インドとの合意に先立ち、すでにベトナム、タイ、パキスタンに計50万トンの米を発注している。