ファン待望の「進撃の巨人展Finalジャカルタ」がついに一般公開を迎えた。アート好きが集まる西ジャカルタのクボン・ジェルク区、マカン美術館近くにある「AKR West Gallery」にて開催されている。
同原画展は、2019 年に日本で初めて開催され、その後サウジアラビア、台湾、シンガポールでも開催されてきたが、今回のジャカルタでの展示はシンガポールの2倍の規模を誇る。1400㎡の会場には、漫画家・諫山創氏が10年以上にわたって製作した数々の作品の中から厳選された約150点が、原画を中心に章ごとに展示されている。また諫山氏が製作中の苦労や経験について語った貴重なインタビュー映像も展示されている。
来場者は展示会場に入場する際、青と赤、どちらの入り口から入るか選択を迫られる。青の入り口は巨人がいる壁の外、赤の入り口は人間がいる壁の内側につながっている。2つのルートは最後には同じ場所、13mの巨大スクリーンに映される人間と巨人の戦いの場へと導かれる。
もうひとつの見どころは巨大な巨人の頭のフィギュアの展示。巨人だけでなく、主人公のエレン、ヒロインのミカサなどの登場人物についても細やかに解説されており、作品の歴史と世界観を体感できる。チケット料金は大人20万Rp、子供は15万Rp。