インドネシア初のマクドナルドの店舗として、1991年2月23日にオープンしたマクドナルド・サリナ店。中央ジャカルタのタムリン地区で長年にわたり、あらゆる階層から人気を集めてきた同店だが、サリナビルの経営戦略の変更と改修計画に伴い、多くの利用者に惜しまれつつも2020年に閉店した。そのマクドナルド・サリナ店が、この度サリナビルの真向かい、バワスルビルの隣にあるジャヤビルに場所を移して再オープンした。新店舗名はマクドナルド・タムリン・ジャヤ店。
マクドナルドのコーポレートコミュニケーション担当リズキー・ハリヤディ氏は「タムリンの忠実なお客様とマクドナルドとの間で長年にわたり紡がれてきた物語の新たな章をスタートさせるために、私たちはタムリンに戻ってきました。都市生活の喧騒から離れて休息できる場所となるように、インドネシアでは初となる新しいデザインコンセプトを店舗設計と従業員の制服デザインに採用し、よりシンプルでクラシックかつエレガントな雰囲気を作りました」と語る。
店舗面積は約528平方メートル。2つのフロアがあり、各フロアにはセルフオーダー端末(キオスク)が設置されている。2階には屋外エリアもあり、サリナビル前の交差点を見下ろすことができる。昼から夕方にかけては観光客で大変混雑する。>