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LRT首都圏、不具合のため試験運行を一時中止

(c) TheJakartaPost

7月12日に試験運行を開始したLRT首都圏であるが、わずか4日後に不具合のため試験運行が一時中止となった。ソフトウェアの改良などに1週間程度時間を要するとみられる。

試験運行は2段階に分かれており、7月12日から26日までは招待された公務員と報道関係者向け、次いで7月27日から8月17日までは抽選で選ばれた一般人向けの計画だった。今回、一時中断されることで、一般人向けの試験運行が7月29日からに延期となった。

LRT首都圏は無線式列車制御システム「CBTCシステム」により自動運転を可能としているが、走行中に何らかの問題が発生した場合に備えて常に乗務員が添乗している。
試験運行初日に乗車したジャカルタ・ポスト紙の記者によると、不具合に遭遇し3回突然停止したという。車内のアナウンスシステムが正常に作動せず、急ブレーキと急加速が発生した。乗り心地としては、2019年に開通したMRTジャカルタよりも悪かったという。