ソーシャル・コマース事業を手掛けるインドネシアのスタートアップ企業Orderfazはこのほど、シンガポールの1982ベンチャーズが主導したプレシードの資金調達ラウンドを完了したと明らかにした。
同社は2023年3月設立で、ブランドや販売業者のオンライン販売のコンバージョン率向上を促すサービスを展開している。事業開始から2カ月間で、同社サービスに登録した販売業者は約600社に上る。レイナルド・ガンディウィジャジャ最高経営責任者(CEO)は「インドネシアにおいてソーシャル・コマース部門は急速に成長しているものの、小売りと電子商取引(Eコマース)を中心に販売チャネルの選択肢が限られているという制約に直面している」と指摘した。
同社によると、インドネシアの消費者の86%はオンライン・ショッピングでソーシャルメディアを使用している。