イタリアのフィレンツェで7月14日に開催された第5回レオナルド・ダ・ヴィンチ国際合唱祭で、インドネシアから参加したレゾナンツ児童合唱団 (TRCC) が見事グランプリを受賞した。
同児童合唱団は児童合唱曲を対象としたカテゴリーDと、ポピュラー、フォーク、ジャズなどを対象としたカテゴリーGの2つの部門でいずれも優勝し、さらに、最優秀振付賞も受賞した。団員たちはミナンカバウ人の衣装に身を包み、インドネシアの作曲家による童謡や、イタリア民謡、さらにはシューベルトの詩編第23編などを披露した。
レゾナンツ児童合唱団は8歳から16歳までの44人で構成され、今回の合唱祭では唯一の児童合唱団だった。団員の多くは新型コロナのパンデミック開始後に入団し、ネットを使いオンラインでトレーニングをしたり、動画をやり取りして練習を重ねたという。