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2本の新作映画から生まれた「バーベンハイマー」とはどんな意味?

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グレタ・ガーウィグ監督のロマンティック・コメディー映画『バービー』と、第二次世界大戦中にマンハッタン計画を指揮し世界初の原子爆弾開発に成功した「原爆の父」こと物理学者ロバート・オッペンハイマー氏を描いたクリストファー・ノーラン監督の伝記スリラー映画『オッペンハイマー』が米国などで同日公開されることから「バーベンハイマー」という言葉と現象が生まれた。両作はインドネシアでも7月19日に同日公開され、ネチズンの間で「バーベンハイマー」という言葉が飛び交っている。

2つの正反対のジャンル・作風の映画が同日公開されることからSNS上で生まれたこの言葉は世界的に広がり、ウィキペディアでは意味を解説するページも作成されている。ウィキペディアのページから引用すると「バーベンハイマーは、2023年7月21日に同日公開される映画『バービー』と『オッペンハイマー』に関するインターネット・ミームであり、名称は両作のタイトルを掛け合わせたものとなっている。これは同日公開という両作の競合関係から生じた現象で、カウンタープログラミングの一種と分析されている」と説明されている。

トム・クルーズやクリストファー・マッカリー監督なども購入した両作のチケット画像をSNSで公開。各地で両作を同日に観る現象が起きている。