GoTo傘下のフィンテック企業GoToフィナンシャルはこのほど、電子決済サービス「Gopayアプリ」の全国での展開を開始した。
これまで、Gopayは配車アプリの「Gojek」とEコマース「トコペディア」のみの決済手段だった。今後は、独立したアプリとしても使用が可能になる。
GoToグループのパトリック・ワルジョ最高経営責任者(CEO)は「Gopayアプリは、Gojekやトコペディアを使ったことのない人を中心に多くの人に訴求するだろう」と説明した。
GoToのフィンテック部門を率いるハンス・パトゥウォ氏は「Gopayアプリの全国での展開はわれわれにとって重要なマイルストーンだ」と述べた。
GoToフィナンシャルは、Gojekとトコペディアの合併時に両社の決済部門を統合する形で設置された。GoToフィナンシャルのアクティブユーザー数は2022年12月時点で、6300万人だった。