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シネマXXI、IPOで約1.5億米ドルを調達

(c) TheJakartaPost

国内最大の映画館チェーン「シネマXXI」を運営するヌサンタラ・スジャテラ・ラヤは8月2日、インドネシア証券取引所(IDX)への新規株式公開(IOP)により2兆2500億ルピアを調達した。

調達した資金の65%が新しい映画館の建設や、映写機、音響システム、その他の機器の購入に充てられる。そのほか、短期借入金の返済に20%、運転資金として15%を割り振る計画である。

IPO実施後、市場開始時に1株あたり270ルピアだった株価は、正午までに11%上昇し1株あたり300ルピアとなった。

同社は国内55都市で225カ所の映画館を運営しており、総スクリーン数は1216カ所にのぼる。全国の推定スクリーン数2107カ所のうち半分以上を占め、スクリーン数および興行収入、観客数においてインドネシア最大の映画館チェーンである。