ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は8月7日、中央ジャカルタのブンカルノ競技場の敷地内で建設されていた室内競技場「インドネシア・アリーナ」の完成を発表した。建物の面積は5万398平方メートルで、収容能力は約1万6000人。着工は2021年で、契約総額は6391億ルピア。国営建設アディ・カルヤなど3社が共同で工事を請け負った。
新しい室内競技場は今年8月25日に開幕する「FIBAバスケットボール・ワールドカップ」の舞台となる。同大会はインドネシア、日本、フィリピンの複数国で9月10日まで開催される。
ジョコウィ大統領は挨拶で「コンサートに適した音響システムも設置されており、今後はスポーツだけでなく様々なイベントシーンに活用可能だ」と期待を込めた。