法務・人権省の入国管理局バリ事務所は8月6日、2023年1~6月の期間にバリ州内に違法滞在をしていた外国人198人を強制送還したと発表した。
アンギアット・ナピトゥプル事務所長によると、強制送還されたのは資格外活動や超過滞在(オーバーステイ)をしていた外国人で、国別ではロシアが最も多く、次にアメリカ、イギリスが続くという。また対象者の最も多い違反は、オーバーステイとなっている。
2022年は1年間で188人が強制送還されており、今年は半年間で昨年の年間人数を上回った。アンギアット氏は「今年7月時点でバリ州への訪問者数は260万人となり、違反者の更なる増加も懸念される」とコメントした。