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ロタウイルスワクチン接種を全国に拡大へ

(c) TheJakartaPost

保健省はこのほど、乳児の下痢による死亡を予防するため、ロタウイルスワクチンの配布を全国に拡大すると発表した。

同省のシャフリル報道官によると、昨年から全国38州のうち18州、21都市でロタウイルスワクチンの接種を展開し、19万6000人の乳児に接種を行ったという。

下痢は乳児によく起こる病気のひとつであり、乳児の死亡の主な原因となっている。ある調査では、乳児が入院した原因の45%が、ロタウイルスによって引き起こされる急性の胃腸炎だったことが明らかになっている。ロタウイルスワクチンは生後2~6カ月の乳児に4週間隔で3回接種する。

なお、国の小児予防接種ワクチンは14種類あり、ジフテリア、百日咳、破傷風、B型肝炎、肺炎、髄膜炎、ポリオ、麻疹、風疹などに対するワクチンがある。