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首都の急性呼吸器感染症患者が20万人に急増

(c) Kompas

ブディ・グナディ・サディキン保健相は8月24日、ジャカルタ首都圏の大気汚染の影響で、急性呼吸器感染症(ISPA)患者が、ジャカルタ特別州内で約20万人に急増したことを明らかにした。新型コロナウイルス感染症拡大前の約5万人に対し、感染者数が4倍に増加した。

ブディ保健相は「感染者数の急増に伴い、BPJSの負担額が更に増える見込みだ」と見解を述べた。BPJSが負担する呼吸器疾患は他に、肺がん、結核、慢性閉塞性肺疾患、喘息、肺炎があるが、これらの医療費請求総額も増加傾向にある。さらにブディ氏は、大気汚染の原因となっているエネルギー部門や運輸部門などに対し、汚染物質の排出量を削減するよう促した。