国営石油・ガス会社プルタミナはこのほど、ケニアで地元企業と連携し、石油ガス事業や地熱事業を推進する意向だと明らかにした。
プルタミナは傘下のプルタミナ・インターナショナル・エクスプロラシ・ダン・プロドゥクシを通じて、ケニア国営石油公社と連携し、探査、精製、石油化学といった上流部門や石油製品の売買など下流部門での事業を進める方向だ。
さらにプルタミナの子会社プルタミナ・ジオサーマル・エナジーは今回、ケニアに本拠を置くアフリカ・ジオサーマル・インターナショナル(AGIL)と覚書(MOU)を結んだ。MOUに基づき、両社が合弁でケニアのロンゴノット鉱区で地熱発電事業を展開する見通し。同鉱区の発電容量は500メガワットに上るという。
プルタミナは先にはケニア政府傘下のジオサーマル開発公社、南アフリカのGuma Groupと同様のMOUを結んでいる。