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135人死亡のサッカー場事件で警察官2人に有罪判決 最高裁

(c) TheJakartaPost

最高裁判所はこのほど、昨年東ジャワ州マランのカンジュルハンスタジアムでのサッカーの試合後に発生した事故に関して起訴されていた警察官2人に対し、有罪判決を言い渡した。

有罪判決を受けたのは元マラン警察のバンバン被告とワヒュ被告の2人で、スラバヤ地方裁判所で無罪が言い渡され検察が上訴していた。なお、スラバヤ地方裁判所は他3人(アレマFC組織委員会の元会長、元警備チーム責任者、東ジャワ州警察官1人)の被告人に対しては有罪判決を下した。

バンバン被告は試合後にピッチに侵入したサポーターに催涙ガスを発射するよう部下に命じたとされ、懲役2年(検察の求刑は懲役3年)が言い渡された。ワヒュ被告は、FIFAのサッカー試合における催涙ガスの使用禁止規定を無視したとして、懲役2年半(求刑3年)が言い渡された。

この事件では135人が死亡し、700人以上が負傷した。