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ダンデゥット、ユネスコ無形文化遺産へ申請

(c) Kompas

インドネシアの大衆音楽「ダンドゥット」が8月28日、無形文化遺産として、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に正式に登録申請された。ジャカルタ特別州文化保護局を通じ、文化・教育省が推薦した。

「ダンドゥットの王様」の異名を持つ大御所歌手のロマ・イラマ(76)氏が、ムラユ音楽家協会(PAMMI)の後援のもと、ジャカルタ州政府公認で登録申請のための活動を行ってきた。ロマ氏は、これまでに何度も無形文化遺産登録を提案し「ダンドゥットはインドネシアで誕生し、幅広い層に親しまれている。認定を受ければ、更なる音楽関係者の雇用を生み出す可能性もある」と訴えていた。

ユネスコの無形文化遺産として、インドネシアではジャワ島の伝統的な武器「クリス(儀礼的短剣)」「ワヤン(影絵人形)」「バティック(ろうけつ染め)」など12品目が認定されている。