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8月のCPI、3.27%上昇

(c) TheJakartaPost

インドネシア統計局(BPS)はこのほど、同国の2023年8月の消費者物価指数(CPI)上昇率が前年同月から3.27%上昇したと明らかにした。CPIは5ヵ月連続で低迷していたが、8月は大きな伸びを見せた。

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスの調査部門ムーディーズ・アナリティクスはインドネシアの8月のCPI伸び率について、2.9%と予測していたが、実際の数値はこれを上回った形だ。

BPSによると、8月は食品・飲料・タバコが大きく伸び、これが全体をけん引した。

8月のCPIは上昇したものの、依然としてインドネシア銀行が設定した目標値内にとどまっている。

インドネシア銀行はインドネシアの2023年通年のCPI上昇率について、2~4%の範囲で推移するとみている。2024年に関しては、1.5~3.5%の水準で推移すると予想する。