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国内最大の麻薬犯罪組織の首領を国際指名手配

(c) Republika

インドネシア国家警察は16日、国内最大とされる麻薬犯罪組織の首領で、2014年から指名手配されていたフレディ・プラタマ容疑者(38)を麻薬流通とマネーロンダリング(資金洗浄)の容疑で国際手配したと明らかにした。国際手配に向け、タイやマレーシアの国家警察、アメリカ合衆国の麻薬取締局(DEA)と協働して捜査が行われた。

フレディ容疑者は国内だけでなく、東マレーシアやタイでも密売の指示をしていた。現在は複数の偽名を持ち、顔を整形して、タイに潜伏していると見られている。

2020~23年までに、同容疑者が関与した事件は408件とされ、容疑者884人のうち、これまでに39人が逮捕された。その中には、ランプン州警察薬物対策課の元警察官とセレブ女優の妻も含まれており、世間の注目を集めた。国家警察は、証拠品として覚せい剤10.2トンと売上金10兆5000億ルピアを押収している。