政府は9日、8月28日に開業した首都ジャカルタと周辺都市を結ぶLRTが、最初の10日間に平均して一日当たり3万人の乗客を運んだと発表した。運輸省のアディタ・イラワティ広報官は声明で、9月6日時点で合計33万1947人を運んだと述べている。
現在の運賃は5000ルピアだが、本格開業する10月1日以降は、最初の1キロメートルまでが5000ルピアで、その後は1キロメートルごとに700ルピアが加算される。
イラワティ氏は、運賃は2万ルピアが上限であり、政府が運賃に補助金を出していると付け加えている。また、今後各種の割引キャンペーンが企画されているとも語っている。
LRTはの8本の自動運転列車を用いて運行を行っており、10分間隔で常時6本が運行し、2本が予備となっている。政府は1日最大18万人の輸送能力を見込んでおり、LRTに大きな期待を寄せている。