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疑惑の農業相が音信不通

(c) Kompas

インドネシア農業省は4日、汚職撲滅委員会(KPK)の家宅捜索を受けたシャフルル・ヤシン・リンポ農業相が出張先のスペインから帰国後、音信不通になっていると明らかにした。当局がシャフルル氏の所在を調査している。

当時、シャフルル氏は同省の幹部職員数人と行動をともにしていたが、帰国便は職員らと別だったという。メディアの取材に対し、ハービック・ハスヌル・コルビ副大臣は、「捜査から逃げたわけではないと信じている」と語っている。

KPKは9月28日、賄賂の疑いで、ジャカルタのクバヨランラマにあるシャフルル氏の公邸を捜査したところ、数百億ルピアと外貨、銃12丁を発見、押収した。当時、シャフルル氏は、国連食糧農業機関(FAO)が開催したフォーラムに参加するためイタリア・ローマで公務中だった。