ジョコ・ウィドド（通称ジョコウィ）大統領は大統領宮殿（イスタナ）で6日、シャフルル・ヤシン・リンポ農業相の代行に、アリフ・プラセトヨ・アディ国家食糧庁長官を指名した。
ジョコウィ大統領は、同氏を指名した理由について、「食糧問題に関する貿易省との連携を円滑にするため」と説明している。
アリフ氏は、2022年2月から国家食糧庁長官を務めている。前任のシャフルル氏はヨーロッパでの公務中に所在不明と報道されたが、その後、ジャカルタ特別州警察本部に出頭した。
任意で約3時間の事情聴取を受けた後、5日夕に辞表を提出した。汚職撲滅委員会（KPK）から恐喝や賄賂の疑いで、容疑者に認定されており、今後は捜査に応じる意向を示している。
