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IDフード、ブロックチェーン採用の水産物取引所設置へ

(c) TheJakartaPost

インドネシアの国営食料持ち株会社IDフードはこのほど、ブロックチェーン技術を使った水産物取引所「インドネシア漁業取引所(IFX)」の設置に向け、同国のブロックチェーン企業D3ラボとパートナーシップ契約を結んだと明らかにした。

IDフードは「ブロックチェーン技術を使うことで生産性を向上させ、漁業分野のパートナーの幸福とこの分野の持続可能性の確保を後押しすることにつながる」と説明する。

D3ラボのティグラン・アディウィルヤ最高経営責任者(CEO)によると、ブロックチェーン技術を用いたIFXは、供給量と価格が変動しやすい漁獲漁業向けに設定されている。漁獲漁業は、より安定した事業経営が可能なエビなどの養殖漁業とは異なり、安定した事業運営が難しい状況にある。