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国軍創設78周年記念式典開催 デモンストレーションからドラマ上映まで

(c) kompas.com

インドネシア国軍(TNI)創設78周年を迎え10月5日、中央ジャカルタの独立記念塔(モナス)前広場にて記念式典が開催された。ジョコウィ大統領が式典査察官を、チョイルル・アナム少将が式典指揮官を務め「愛国者TNI :先進インドネシアの民主主義の守護者」をテーマに開催された記念式典と軍事パレードには、130台の軍事機器と4630名の隊員が出席した。

記念式典冒頭では、ジョコウィ大統領がBMP-3F水陸両用戦車に乗って部隊視察を実施。その後空挺兵が地上約152mの高さから最大時速190kmでのパラシュート降下のデモンストレーションを披露した。モナス上空ではG-36ボナンザT-2503練習機、CASA CN-235軍用輸送機、T-50ゴールデンイーグルなどを含む92機の航空機とヘリコプターのフライパスも実施された。さらにインドネシア空軍のアクロバットチーム「ジュピター」によるアクロバット飛行も行われ、フィナーレにはF-16戦闘機がモナス上空で射爆演習を実施した。

地上では沿道に集まった住民に見守られながらメンテンからモナスに向けて軍事パレードが開催された他、スディルマン将軍、ヨス・スダルソ少将、アグスティヌス・アジスチプト少将の物語を綴ったTNI職員製作出演の壮大なドラマも上演された。