ジャカルタ特別州のヘル・ブディ・ハルトノ知事代行は9日、奇数偶数制度(車両のナンバープレート末尾の数字で車両の通行を制限する制度)を二輪車に拡げる検討を進めると明らかにした。国家警察のシギット・プラボウォ長官の提案を受けたもので、大気汚染対策の一環とし、電気バイクは規制対象外とする。
二輪車の奇数偶数制を巡っては、2020年にも検討をしたものの、二輪車の利用者が多すぎるため規制は不可能として実施されなかった。実施をしても偽のナンバープレートが横行するだけだとの意見もあった。
今回の検討についても市民からは、「オンラインバイクタクシー(ゴジェック)は対象外にしてほしい」や「実施するなら、せめて公共交通機関を24時間営業にしてほしい」などといった声が寄せられている。