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大統領選に向け、正副大統領候補者3組出そろう 有権者の反応は?

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インドネシア大統領選挙を来年2月に控え、先月25日に正副大統領候補者3組が出そろった。出馬したのは、ガンジャル・プラノウォ氏(中部ジャワ州前知事)とモハマド・マフッド氏(調整相=政治・法務・治安担当)、アニス・バスウェダン氏(首都ジャカルタ特別州前知事)とムハイミン・イスカンダル氏(国民覚醒党=PKB=党首)、そしてプラボウォ・スビアント氏(国防相)とジョコ・ウィドド大統領の長男ギブラン・ラカブミン氏(中ジャワ州スラカルタ=ソロ=市長)の3組。

これを受けX(旧ツイッター)では「棄権(Golput)」というキーワードを含む投稿が1万件以上寄せられトレンド入りした。ネチズンの意見は「棄権は2024年に向けた最善の方法です」「棄権しないでください。選択をせずに変化を起こすことはできません!」「良いと思うものを選択してください。すべてが悪いと思う場合は、悪いもののなかでも最良のものを選択してください。棄権は、無知、無関心、無視、無責任の態度です。政府批判はするのに、誰が国を率いて欲しいのかの選択を求められた時に無視をするという行動は正しくありません」と賛否両論だ。

棄権を匂わせる有権者の主な理由は、国家行政や既存政党に対する不信とみられるが、インドネシア国民の政治への関心は依然高い。