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バニュマスの観光名所ガラス橋が崩落し、観光客1人が転落死

(c) travel.detik.com

中部ジャワ州バニュマスの森林公園にあるガラスの橋「ザ・ジオング(The Geong)」の床が割れ、1人が死亡、3人が負傷する事故が先月25日に発生した。

「午前10時頃でした。当時橋の上には11人の観光客グループがいて、彼らはガラスの橋の上で2つのグループに分かれました。7人は西側にいました。残りの4人が橋の上で写真を撮っていた時に、大きな音がしてガラスが割れ、2人が転落、あとの2人は橋の上で動けなくなっていました。全員女性でした。とにかくショックで、事件後すぐに現場付近にいた作業員に助けを求めました」と目撃者の一人スナルトさんは語る。

現場に駆けつけたバニュマス警察のエディ・スランタ・シテプ署長によると、転落した2人の女性のうちA.Iさん(41歳)は軽傷で済んだものの、F.Aさん(49歳)は医師によって死亡が確認されたとのこと。死亡および負傷した観光客は全員、中部ジャワ州のチラチャップから来ていた。

橋の高さは約10m。今年4月に完成したばかりだが、以前から安全性を疑問視する声があがっていたという。事件後バニュマス警察は、目撃者からの情報提供を求め、橋の構造や管理体制についても調査を進めていたが、同月31日、ガラス橋ザ・ジオングの管理者兼所有者をバニュマス警察本部に拘留した。