アブドゥラ・アズワル行政効率化・官僚改革大臣は11月22日、東カリマンタン州で現在整備中の新首都ヌサンタラ(IKN)に、第1陣として2024年6月頃から転任する公務員(ASN)は最も多くの奨励金(インセンティブ)を得ることになると明らかにした。理由として、第2陣、第3陣と比べ設備面などで最も多くの課題に直面するであろうことを挙げた。
奨励金は2024年度の国家予算に盛り込まれており、詳細は財務省と協議中とのことで具体的な金額については言及しなかったが、単身者と家族帯同者では異なる金額になる見込みであることには言及した。
同省が公表した情報によると、2024年に新首都へ転任する予定の公務員および治安部隊は16,990人で、35の省庁と関連機関から派遣される人員で構成されている。そのうち第1陣が1,800人程度の予定とみられる。公共事業・公営住宅省は計47棟のマンションを建設する予定。