11月28日、ジャカルタ首都特別州知事代行を務めるヘル・ブディ・ハルトノ氏は第三級公務員ら750人を集めてセミナーを開催した。
ヘル知事代行は演説で、首都移転後のジャカルタが担う役割に触れた。その中で、首都機能がヌサンタラ(IKN)に移転した後もジャカルタは「グローバル都市」としての発展を目指すべきとの見解を示した。また、世界的な都市は1年や2年で築き上げられるものではないため、複数の関係者が結集し、ジャカルタの発展に寄与することを期待していると述べた。具体的には、他都市との競合において、投資家、民間企業、観光事業者、地方実施機関(OPD)らが力を合わせて開発に取り組む必要があると強調した。
グローバル都市として求められる開発項目として、ビジネス活動、安全性、保健、教育、文化施設、緑地、交通機関を挙げた。2023年版世界都市インデックスでジャカルタは156都市中74位と評価されている。