国立博物館 火災で損傷した展示品の修復作業を開始

(c) TheJakartaPost

中央ジャカルタの国立博物館では、今年9月16日に電気系統のショートにより火災が発生し、先史時代の遺物などを展示していた6室で展示品が燃えた。損傷した展示品817点の大半は複製品で、人的な被害は無かった。国立博物館は年末まで休館を予定している。

損傷した展示品の修復に向け、国家教育省は特別委員会を設置し、専門家がこれまでに715点の損傷の程度を調べた。そのうち171点は損傷の程度が激しく、すぐにも修復に取りかからなければ状態が悪化すると判断された。

先日アメリカを訪問したジョコ・ウィドド大統領は、博物館の修復についてバイデン大統領と協議した。国家教育省は米スミソニアン財団と修復について覚書を交わし、修復への協力を求めている。また、米カリフォルニア州を拠点とする非営利団体にも、災害発生時の展示品の管理方法について協力を求めている。