ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は6日、東ヌサトゥンガラ州クパン市にインドネシア東部地域最大となる「ベン・ンボイ中央総合病院」の完成を発表した。
ジョコウィ大統領は、「この病院が、東ヌサトゥンガラ州に必要不可欠な医療インフラとして根付くよう願っている。インドネシア東部地域の人々が、ジャカルタなど遠くまで治療のために移動する必要はなくなり、さらなる医療サービスの向上を期待している」とコメントした。また最も重要なことは人的資源とし、現在不足している医療従事者、特に各科の専門医や、さらに領域を限定して細分化されたサブスペシャルティ領域の専門医の増員を早急に進めると強調した。
同病院の敷地面積は14ヘクタールで、建物面積は3万5,000平方メートル。総工費4,200億ルピアを投じ、最新の医療機器を導入した。